酒井農園有機日記@伊豆大島

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zoom RSS 不安のどん底〜ひとまずの安堵・・・ここ2ヶ月の顛末

<<   作成日時 : 2010/04/02 15:50   >>

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昨日この話しを書くと、エイプリルフールかと思われるので日をずらしました。

昨日、4月1日に大島医療センターで私が医師から告げられたのは、

「とりあえず、脳腫瘍ではないとのことです。」
と、いうもの・・・

MRIの検査の結果、3月23日に脳腫瘍の可能性がある。と告げられていたのです。
 そこからの一週間強はもう不安のどん底で、昨日の診断結果でとりあえず安堵を得ましたが、逆になんとも腑に落ちないというか、安心しきれないというか・・・

事の発端は2月の上旬頃、突然右耳に妙な、今まで感じたことの無い耳鳴りを自覚するようになりました。
初回はすぐに治まってしまったので、あまり気にはせず、「鼻水が耳の近くに届いて血管の振動が鼓膜に届いているのかな・・・」などと思っていました。

が、数日後から耳鳴りは頻繁になり、やがてはほぼ一日中聞こえるようになりました。
ネットを検索しながらメニエル氏病とかいう症状か?などと見当をつけ病院にいかねばな・・・と思いましたが、なかなかタイミングが無く・・・

はじめに耳鼻科を受診したのが2月19日。ここからの経緯がちょっと酷い。ややこしいので時系列でざっと書きますと・・・
2月19日耳鼻科
鼓膜に異常は無いけど・・・よくわからない。とりあえず聴力検査をやってみます。それより耳たぶのかさぶたが気になるので皮膚科に見てもらってください・・・(まずここでドンヨリとした気分に・・・)

2月23日皮膚科
が、濃霧で船が欠航し医師が島に来られない・・・予約を取り直そうとしたら2週間後
(何じゃそりゃ!)
皮膚ガンかもしれないといいながらそんなに放置するのは如何なものか?と嘆願しもう少しはやめてもらう。

2月25日耳鼻科
聴力検査。受けたことの無い、検査するのとは反対側の耳には酷い雑音を加える検査で面食らう・・・この日は検査のみ

3月2日耳鼻科
よくわからないけど・・・聴力が落ちているかもしれない・・・けどよく解からないのでMRIをやってみましょう。

3月4日皮膚科
ああ、ただの霜焼けだよ
(・・・まあ、何事も無いならそれがいいんだけど・・・)

3月11日耳鼻科
MRI検査。この日はこれだけで説明は2週間後・・・
(ああ、MRIってのはそんなに解析に時間がかかるの・・・か?)

このころから耳鳴りは頻度が下がって自覚症状は殆どなくなっている。

そして問題の
3月23日耳鼻科
医師はそのとき初めて画像を見たようで・・・とりあえず耳の神経には異常が無いので、、、耳鳴りの原因はよくわからないので5月にまた来てください。
それより小脳に大きな白い部分があって、見たことが無い。私は脳の専門家ではないので、病的なものかどうか解からない。
もしかすると脳腫瘍かもしれない。
(看護師さんに)この病院には脳神経科ってあったっけ?無い?どうしよう、東京の病院に画像を診てもらうか、この病院の無いかの先生に診てもらうか・・・とりあえず内科の先生に診てもらいます。
(・・・解からないのはしょうがない。しかし、2週かも時間があったのに脳に問題があるのを解からないで済ますのか?
しかもサラっというけど脳腫瘍かもしれないって・・・先にわかる人に見てもらってそちらに診察を任すという手順は考えつかないのか?東京と大島を一日で往復していて大変なのは理解するが、この対応は酷すぎるだろう・・・)

強い不安を持ちながら
3月26日内科
うーん・・・私も専門家じゃないので何とも言えないんですよ・・・
(こらー!なんじゃそらー!)
私もこういう画像は見たことが無い。都内の病院に見てもらった方がいいと思います。それともとりあえず画像を転送して看てもらいましょうか?
(・・・・・・それは、前もってやることじゃないのか?解からないのなら・・・)

怒鳴り散らす気にもならず・・・本当は都内の病院に行ったほうがいいのだろうけれど、そのまま即入院ということになっても困る。畑はどうするか、野菜はともかくヤギは放置できないし・・・苗もヤギも誰かに譲る算段を取らなければならないし、本当にそのまま入院するのならその前にやっておきたいこともある。
そしてそこまでやって、なんでもなかったらそれこそ無駄骨だ。

とりあえず都内の病院に転送してみてもらうことにしました。



もうここからは、ドンヨリとした気分です。
なんといっても耳鳴り以外は自覚症状は全く無いのにこれで死ぬのか?
自分の死というものを意識しながらの生活となりました。
不思議なことに「なぜ俺が」という気分ではなく、「ああ、やっぱり俺のところに来るのか・・・」という気分でした。
世の中にはある程度の割合で脳腫瘍が発病しており、それが自分のところにきても、なんら不思議ではないな・・・となんとなく納得してしまったのです。

どうしよう。死ぬかもしれない。とりあえず入院となるのは間違いない。

脳腫瘍としての自覚症状は全く無かったのが、それ以降めまいがするし、頭痛も感じるような気が・・・
急に進行したのか、精神的なものなのか・・・不安が増大する。

そこからは以下のようなことが常に頭をぐるぐると回ります。

親に心配をかけるのは申し訳ないなあ。ヘタすると親より先に親が自分で用意している墓に入ることになるのか、それは一番の親不孝だなあ・・・。それは避けたいなあ・・・
ある意味妻子も恋人もいなくて良かった。心配や負担をかける相手も少なくてすむ。

野菜はどうしよう?今売ることが可能なものはみんな売って少しでも費用の足しにしよう。買ったばかりの耕運機も売却するか、でも復帰できるならそのまま使えるし・・・

苗をどうしよう?知人に分けてあげる約束をしている分は分けてあげて、残りは苗やさんで委託して売るか?ひとつ100円なら2万とか3万くらいにはなるか?
でも2ヶ月とか3ヶ月とかで復帰できるなら夏野菜は植えつけて、虫にやられなければラッキー、収穫も可能だ

ヤギはどうしよう?牧場に引き取ってもらうか、それがだめなら産業科などで引き取り手を捜してもらおう。

費用が心配だ。アキレス腱で入院したあと、余裕ができたら民間の医療保険に入ろうかなどと思っていたのに後手に回ってしまった。失敗だったなあ・・・

助かるかもしれないし、助からないかもしれない。一番やりたいことはなんだろう・・・
とりあえず沖縄に行こう。様々なカエルやイボイモリやトカゲモドキ、その他リュウキュウヤマガメ、ヤンバルクイナを思う存分見に行き、写真を撮りまくろう。
サンショウウオは種類がおおいな、ベッコウサンショウウオは見に行きたいな。九州の山間に分け入ってベッコウサンショウウオ探して見たいな。信州の棚田の生き物も見に行きたいが、5月から6月となると、治療が遅くなってしまうな。

会いたい人もあるが、迷惑かもしれないし・・・
世話になった人や友人に挨拶することも考えねば・・・墓参りも何箇所か行かねばならないな・・・

こんなことを本気で考えていました。

そんな中でも普段の生活はやらねばならず、農作業も警備の夜勤も委託でやっているサルの調査もやったし、ブログなどの更新も平静を装い普段のままに・・・
野菜を売りに行くと、そのうちのチビッコ(自称ぽっぽ2ちゃい)がなぜか普段以上になついてくる。ちょっとつらいのと同時にがんばろうという気になる。

3月31日内科
前日たまたまテレビで脳腫瘍の手術の映像を見る。
脳腫瘍は思っていたものと随分と違うもので、脳の組織が変性するというよりは、脳の中に残った余計な組織の一部が肥大化するもので、思ったよりもその後の影響を受けないものも多いらしいということを知る。

ここで少しの勇気を得た。
ここ時、またたまたま最近パソコンを始めた母から電話が来て「メールのやり方教えて」とのこと・・・

とりあえずメールの話をした後、せっかくなので事の顛末を話す・・・

本当は結果を聞いてからと思っていたのですが、母も何度も入院した人なので、思った以上に落ち着いて話を聞いてくれた。(それでも実は食欲が減退するほど心配していたようですが・・・)

さて、肝心な都内の病院の診察結果は
小脳の白い部分は「くも膜のう胞」とのこと。
という割りと多くの人に先天的にあるもので、くも膜の一部が袋状になり、その中に細胞間の水分が溜まる現象でよほど大きくなって脳を圧迫しない限りは問題の無いものらしい。
ということはかえってから自分でネットで調べた。

一安心・・・と思いきや
ただ、小脳は心配ないけど脳室内に脳腫瘍の可能性がある所見がある。
造影MRIで再検査してみた方がよい。とのこと・・・
もうこれは任せるしかない。
午後からやってくれるというのでその日の午後から造影MRIを受ける。
ところで体重を確認して造影剤の量を決めたのに、造影剤を導入するとき入りきれずに漏れたみたいだけど、本当にいいの?
前回のこと考えるとMRIの結果を聞けるのはいつになることやら・・・
MRI後に診察があるとのことなので診察室に入ると、今やったMRIの画像があったりする・・・
(あのー、、、じゃあ、前回のMRIの2週間後ってのは何だったの?耳鼻科医が週1回か2回しか来ないから?でもMRIまでやっておきながら即日できるものを2週間はないだろう?!まあ、ここでそんなこといってもしょうがないけど・・・)
とりあえずこの画像も都内の病院で見てもらうことに、、、
今日のうち結果がきけるかもしれないので2時間ほど待ちましたが、相手方の先生も忙しくてなかなか見る時間がないようなので、明日聞く事に・・・

で、
4月1日
「とりあえず、脳腫瘍ではないとのことです。」
ふー、と一安心・・・

といいたいところですが・・・ここまでの経緯を考えるとなんだかすっきりとは安心できない。

先日見てくれた先生が忙しかったため、造影MRIを見てくれたのは先日脳室に脳腫瘍の所見ありと見立てた先生より上の先生とのことですが、それなら双方の意見を聴いて見たいし、MRIをやるときに造影剤が多少とも漏れたことが影響あるのかどうか、こちらには解からない。

なんとなくめまいがする気がするし・・・

とりあえず信頼するしかないし信頼したいがちょっと気になるのも事実です。

35になる前に脱サラしたため人間ドックというものはやったことが無い・・・機会をつくって一度人間ドックを受けてみようと思った次第です。

そう、結局耳鳴りの原因もわかってないんです。

まあ、とりあえずキューっと酒を飲むか・・・と思ったのだけど夜勤の相方が休暇中で11連投中・・・7日までは飲めません(^^;

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コメント(3件)

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とりあえずの酒につきあいます。一人で飲むよりいいはず。泊まりがけ、いや徹夜で飲みましょうか?7日以降ですね?また連絡します。
ファハレッガ
2010/04/02 20:46
余計なお世話かもしれませんが、本土の病院で検査を受けてみてはどうですか?何もなければそれはそれで良いのではないのでしょうか。大島の病院は信用出来ませんよ。
バク
2010/04/02 22:44
>ファハレッガさん。
ありがとうございます。
まあ、とりあえず落ち着いたのですが、ほんとうにしんどかったですよ。

>バクさん
現在の医療の現状を考えれば、島に専門医がいないのは仕方が無いのですが、それならもっと他地域の専門医との連絡を綿密にとって欲しいものですね。
特に脳の病気といえばこちらとしたら大事なのですから・・・
さかい
2010/04/03 08:07

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