酒井農園有機日記@伊豆大島

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zoom RSS 8月30日、全国規模の安保法制に反対するデモによせて

<<   作成日時 : 2015/08/29 23:59   >>

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国会前の10万人集会に参加できないので自分なりのアピールを書きました

今国会では自民党、公明党の与党が結託し、アメリカが世界中のあらゆる地域で武力行使を始めた際、日本の自衛隊がアメリカ軍やその同盟国の物資輸送を可能にする法案を押し通そうとしています。

安倍首相はこれを「積極的平和主義」と呼びアメリカと強力な協力関係を持つことにより日本はますます周辺国から攻撃を受けることがなくなり、平和になると宣伝しています。

しかし、実際に日本本土が直接攻撃を受けることがなくてもアメリカの戦争に参加すればその紛争先で日本の自衛隊が戦争に巻き込まれ殺し殺される可能性は格段に上がります。
法案では物資輸送しか許されていないから安全だと政府は言います。
しかしその場で戦争が始まれば簡単に逃げることはできませんしましてや何もせずに殺されるわけにも行けません。
自衛隊員は自らの身を守るために武器を取ることになります。
しかし、その結果相手に対して武器を向けた時点で、相手からは自己防衛などは関係なく戦争に参加したものとみなされます。
戦争・戦場は物資輸送限定など甘いものではありません。この法案は完全に戦争に参加することを引き起こす法案です。

また、先日の国会でイラク戦争の際、自衛隊の物資を民間の航空会社が輸送を請け負っていたことが明らかになりました。
今回の法案で推し進めようとしている法改正で、物資輸送を行えばそれこそ攻撃対象となる可能性があります。自衛隊だけでなく民間会社まで危険にさらされる可能性があるのです。
そして米国の戦争に協力すれば当然その米国との交戦国から標的にされるようになります。現在の社会情勢ならば無差別テロも起きかねません。
米国は戦争を休んだことがない国です。常にどこかに派兵し新たな戦火を生み続けています。それのどこが積極的平和主義なのでしょうか?

このような法案が衆議院を通過してしまうというような状況は、国民の多くの声が死に票となる小選挙区制度による不公正な議員配分と投票率の低さが相まって自民党と公明党からなる与党が圧倒滝多数の議席を獲得してしまったことに要因があります。

自民、公明両党は議席数の多さにまかせて国会だけでなく地方議会でも近年「周辺国に対する侮蔑的発言」や「沖縄、アイヌ民族に対する差別的発言」、高慢で乱暴な言動が目立っています。
そしてそのような発言を賛美し、街中で周辺国に対するきわめて差別的、暴力的な発言をするヘイトスピーチをする集団もいます。
このような声が強まれば周辺国も日本に対する警戒心を高め非難の声だけでなく軍備を強化し日本もさらに対外差別や武装強化が進み何かの拍子に戦争が始まる。そういう可能性も高まってしまいます

太平洋戦争を体験した方々にはこういう状況を見て戦前、戦中の状況によく似ていると危惧されている方が多くおられます。

太平洋戦争に限らず世界中の多くの戦争、民族間の対立は極端な自国、もしくは民族の賛美とその他への偏見と侮蔑などからなる支配欲、そして資源略奪などの暴力的な物欲から生まれます。
そしてその戦争や紛争を起こすのは国家や政治家そのものだけではありません。
そのような差別的、暴力的な政治運営を支持し熱狂する一般の民衆、その集団の中ではごく一般的で善良とされる普通の人々が戦争や紛争を引き起こすのです。

太平洋戦争も明治維新後、西洋の列強大国に対抗しようとするあまり同じ手法で私利私欲や支配欲を追求し引き起こした日清戦争や日露戦争、そして太平洋戦争。
これらの戦争は軍部の暴走もさることながら、それを支持した一般の人々にも大きな要因があるのです。

私は子どもの頃から長年原爆症と闘いながら戦争と原爆の悲惨さを非難し続けきた中沢啓二さんの描いた「はだしのゲン」を読んでいました。
「はだしのゲン」は原爆の悲惨さを伝える作品として広く知られていますがその核心は原爆だけではありません。

戦時中、非常に苦しい生活を強いられているのに戦争を支持し続ける人々、朝鮮や中国の人々への支配と加虐、戦争に異を唱えるゲンの父親と家族に対する町内会の人々の誹謗中傷、嫌がらせ、政府のお目付け役である特高警察による執拗な拷問なども描かれています。
そして原爆投下後の被ばくした人々への差別、戦後復興の中での苦しみなど戦争によってどこまでも心が荒んでしまった人々の姿が描かれています。

不適切な資金集めの疑いで自民党を離党した武藤議員は戦争に反対する高校生たちに対し「きわめて利己的」と誹謗中傷しました。このような人物が平気で議員になってしまう今の状況は戦前の状況によく重なるのかもしれません。

しかし、その当時と今とでは大きく異なる点もあります。
先の戦争では多くの人々が凶悪な帝国政府を支持しそれに反対する声を上げる人がほとんどいなかったのに対し、現代社会ではありとあらゆる立場の人々、
文筆家や憲法学者、社会学者、自然科学の学者、SEALDsのような自発的に声を上げた若者たち、一般のサラリーマンや家庭の仕事をされている人々、そしてかつて自民党や公明党の中枢にいた政治家の中にも今の安倍政権の政治運営にNOを突き付けています。


太平洋戦争の頃も戦争や植民問支配に反対する声を上げている人々はいましたが、それまでの戦争での勝利で高揚した人々が多くいる中で戦争や植民地支配に反対する声は押し流され、やがては軍部や強権的な政権運営により大政翼賛会が生まれ治安維持法により
戦争反対の声を上げること自体が禁止され戦局が泥沼化する中でも流れを止めることが出来なくなってしまったのです。
そればかりか一般の人々が戦争に反対する声を上げる人々を非難し監視し通報するに至ります。それが戦時中の人間の心理です。そのあとに時代から見れば明らかにおかしいということに気が付かなくなってしまうのです

現政権でも特定秘密法案により政府の進める作業を秘密裏にし、昔ながらの
家族の枠組みや地域の縛りを促進するような法整備を進める動きもあります。

このような流れをそのまま戦前の頃のような状態に下はいけません。
今声を上げ続け、政権に国民は完全に信任しているわけではないことを示し、自衛隊員が戦地でアメリカの引き起こした戦争に巻き込まれたり、一部の過激な政治家や軍の司令官の暴発で周辺国との軋轢(あつれき)が高まることのないように声を上げ続けることが必要です。

戦時中のような体制が出来上がってからでは遅いのです。今、この時に好戦的で高圧的な政権に待ったをかけなければなりません。

今日はありとあらゆる立場の人たちが声を掛け合って、国会前では10万人、全国では100万人が声を上げようと奮起しています

この大島では、ほとんどの人は、この大島という小さな島の中で声を上げてもしょうがない。とお思いでしょうし中には安倍政権や今回の安保法制を大喜びで支持している人もいるでしょう。

多くの人から冷めた目、もしくは批判的な目で見られているかもれません。

しかし中には、同じくらいかそれ以上の今の政権は危ないと思うし戦争法案には反対だけどそんな声を上げると過激な思想の持ち主だとか思われるかもしれない、とか近所のあの人は考えが違うから話が合わなくなると困る・・・といった理由で声を上げることをためらう人もいると信じています。
直接人前に立って声を上げることは大変勇気がいりますので無理のないことです。私も勇気を振り絞ってここにいます。

この先、9月11日をめどに自公両党は強行採決によってこの法案を通そうとしているとうわさされています。

いまの国会の議席の数ではこの法案は可決されてしまいます。しかし、全国で街頭での大規模なアピールや今集めている署名、自分が応援してきた与党の政治家に働きかけて戦争法案反対の声の強さを国会に届けるよう働きかけることにより、与党の国会議員の考え方を変えさせることをあきらめてはなりませんし、もし今年の国会でこの法案が可決されてしまったとしても次の国会議員の選挙で安保法制に賛成した議員を落選させその法案を早期で廃止することも目指します。諦めてはだめなのです。無関心ではだめなのです。

とにかく戦前のように自分の考えをいうこともできなくなり、知らない土地で知らない国の人と殺し合いをし、いつしかまた日本自体が戦場にならないためにも声を上げ続けましょう。

長々と失礼いたしました。

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